犬を買う方法!ペットショップ・ブリーダー選びのポイントと注意点
ペットとして飼われている犬ですが、とても大切な家族の一員です。
可愛らしい愛犬と過ごす生活はとても楽しいものです。
でも犬ってどこで買うの?やっぱりペットショップ?と悩む方は多いのではないでしょうか。
さて今回はそんな犬を家族の一員として迎えたいなと思っている方必見!
犬を買う時の注意点や購入先、そして犬を買った時にかかる経費などご紹介します!
■犬を買う時の注意点
まず最初に犬を飼うと言う事はどういう事なのか考えてから買いましょう。
犬を飼うと確実にお金はかかります。
ペットフード、トイレシート、トリミング代、定期的予防接種・健康診断と月に数千円の時もあれば数万円、数十万円かかる事もあります。
その他おもちゃやおやつ代、お散歩用首輪やリードなどの経費もかかります。
そしてたっぷり愛情が注げるかを今一度考えてみましょう。
犬は言葉を話さない分、とても繊細でもちろん人間と同じように心があります。
自分の都合で飼育放棄などしてしまうと犬は一生心に傷を負います。
いつか別れが来るその日までたっぷりと愛情を注いであげられるか?きちんとお世話やしつけをしてあげられるか?これが犬を飼う際にとても大切なポイントです。
■犬を買うならどこで買えば良いのか?
犬を買う場所はペットショップやブリーダーの他に捨て犬や保健所の保護犬を譲って貰う方法もあります。
そしてどんな場所でどんな犬を飼う際にも決めておくといい事があります。
まず最初に犬が居る環境が衛生的管理をしっかりしているかどうかです。
悲しい事に犬をお金儲けと考えあまり丁寧に扱っていない業者はたくさんいます。
なのでまずは衛生管理がちゃんとされた場所に居たかどうか確認しましょう。
もしも目をつむりたくなる様な場所に居たのであれば買った際に自宅に連れて帰る前に一番に動物病院で診察しましょう。
犬は言葉が話せないので思いがけない病気にかかっている場合もあるのですぐに診てあげましょう。
衛生管理が行き届いているかどうかは犬の目やにが出ていたり、お尻が汚れたまま、排泄物がそのままになっているか等で見分けてみましょう。
また犬の健康チェックとして関節や歩き方がおかしくないか、 目は見え、両耳が聞こえているか。
歯の数や歯並びは正常であるかも今後の犬の健康状態に繋がるのできちんとチェックしてあげましょう。
■犬を買う〜ペットショップ編〜
犬を買うとなるとやはり一番思い浮かべるのはペットショップで購入する事ではないでしょうか?
まずペットショップで犬を購入する際に注意しておきたい点があります。
それは犬の来歴について必ず確認することです。
ペットショップの店員さんにこの子はどこで生まれたのか、なんというブリーダーの元で生まれたのか聞きましょう。
もしも信頼のおけるブリーダー元や、購入後に血統書をご確認下さいなどで漠然とした、または誤魔化した様な返答をした場合はその場合は、悪徳繁殖業者からの犬かもしれません。
その時、あなたは悪徳繁殖業者の共犯者になる危険性があります。
動物愛護管理法によって犬の販売業者には「対面説明が必要な18項目」というものが規定されているので必ず確認しましょう。
犬を買う際に重要なのはブリーダーがちゃんとした人なのか、親犬に遺伝性疾患はないか、日本国内での遺伝子検査は終えているのかという点を事前に確かめることが大切です。
こういった犬に関わる大切な家族情報を誤魔化すということはブリーダーに問題がある、またはショップに問題がある、最悪のケースであればその両方の可能性が高いということになるので注意しましょう。
反対にペットショップで購入する大きなメリットは店頭で直接犬を見たり、触ったりできることです。
買うつもりは無かったのに一度触れたり抱っこした事で愛情が芽生え購入する方もいます。
またペットショップはいろいろな犬種を揃えてあるのでどの犬種を買うか迷っている際には直接目で見ることが出来るのもメリットです。
そしてペットショップによっては生命保証が付いていたり、犬を飼うときに必要なケージやドッグフード、ペットシーツなども割引してくれたり無料でプレゼントしてくれる場合もあります。
■犬を買う〜ブリーダー編〜
ブリーダーの中でも2種類のブリーダーが存在しているのをご存知ですか?
主にペットショップに卸しているブリーダー、そしてペットショップには卸さずに独自で販売しているブリーダーです。
また悪徳ブリーダーでないか?もきちんと確認しておきましょう。
ブリーダーから購入する際の注意点として、必ず犬舎を見学し、衛生的管理や、犬が生まれ育った環境、そして犬の親犬会うことで、その子が自分と出会う前にどんな生活をしていたのか自分の目で見て確かめておきましょう。
ブリーダーと直接やり取りをする事で優良なブリーダーであるか確認出来ますし、 迎え入れたい犬の性格や犬に関する知識など直接アドバイスも貰えます。
もしもブリーダーから購入する際には事前に確認しておきたいこと、聞いておきたいこと、不安な事などノートにまとめておくのもいいでしょう。
ブリーダーによっては購入してからしばらく経った後でも様子を確認してくれたり、相談に乗ってくれたりととても優良なブリーダーさんもいるので安心出来ますし、初めて犬を迎えいれる方にはとても良いのではないでしょうか。
■犬を買うには経費がかかる?安いの?高いの?
犬を買う際の金額は一律で決まっておらず、各ペットショップ、各ブリーダーによって異なります。
ペットショップ=高い というイメージを持つ方も多いですが中には数千円〜数万円で売られている犬がいるのも現実です。
少し大きくなってしまった犬や見た目に問題がある(下顎が少し前に出ている、鼻や顔に変わった模様がある)などの理由で売れ残った子達です。
その子達は飼い主が見つからなければ最悪の場合、保健所で殺処分されてしまいます。
またブリーダーでも料金は取らず、譲り先を探している方もいます。
予想外に沢山産まれてしまった、産まれた犬同士の相性が悪い等の都合で心良い飼い主さん(譲り先)を探している方も多いですよ。
ペットショップにチラシとして張り出されていたり各地域でのイベントや、インターネットでも出てくるので調べてみましょう。
■犬を買う方法 まとめ
ペットショップで購入すると保険や、ペットフードの無料提供などメリットはあります。
しかしもしも購入先をこだわらないのであればペットショップやブリーダーではなく、保健所へ行き、保護犬を飼うという選択肢もあります。
今ではほとんどの家庭で飼われている犬ですが同じ様に殺処分されている犬はとてもたくさんいます。
ペットショップで購入する、ブリーダーから購入する事がダメだと言うことではなく、一度保護犬を飼うという選択肢も考えてみてください。
一度飼い主に捨てられてしまった、心に深い傷を負ったわんちゃん達の残りの人生にたっぷり愛情を注ぎ、共に生活していくことは、飼い主にも犬にとってもすばらしいことではないでしょうか。
新しい、素敵な家族と出会える事を願っています。
犬を飼ったら正しいしつけが愛犬とのいい関係につながります。
→愛犬とのいい関係!新しい犬のしつけのカタチ「イヌバーシティ」をご存知ですか?