犬を飼うことを決めたなら。。。後悔しないために必要な考え
愛犬との運命の出会い…
そういえば大袈裟かもしれませんが、せっかく人生を共にするであろう犬を飼う事を決めたけど、やっぱり少し迷ってしまう…。
そんな不安を抱えている方々に、犬を飼ったことを後悔しない為に。
犬を飼う前に必要な考えを書いておきたいと思います。
◆犬を飼う前に なぜ犬を飼いたいのか?
まず、なぜ犬を飼いたいのかを一番に考えましょう。
例えば
「一人暮しが寂しい」
「子供が犬を飼いたいと言った」
「先に飼っていた犬が亡くなってしまった」
などなど理由は様々です。
しかし数ある理由のなかで「可愛いから飼いたい」と言う理由だけで犬を飼う考えは良くありません。
「可愛いから飼いたい」だけで犬を飼い始めた場合、例えば犬が言う事を聞かない、また老犬になり手がかかるようになってしまうと後悔してしまうケースが多いからです。
一度は犬を飼うと決めた以上、責任を持って最後まで愛犬と共に生きていく必要があるとペットショップで働く人やブリーダー、全ての犬を飼う人が考えておくべきなのです。
もちろん犬は可愛いですが、手がかかってしまうのも事実。
その手がかかることもお世話をする事もふくめて犬を飼うことが可能であるか?苦ではないのか?
それらを考えておく事が必要です。
◆金銭問題
犬を飼うと必ずお金がかかります。
数千円~数十万円と毎月かかる犬を飼う費用はバラバラです。
例えば犬のご飯やペットシーツ代だけであれば数千円程度で済みますが、病気や定期的に行わなければいけない予防接種など数万~数十万円単位の費用がかかります。
まずは大体の必要出費を計算し、毎月、毎年年間で大体いくら程度かかるのかを考えておきましょう。
◆子供や先住犬との相性
犬は賢く、基本的に子供には優しいなんて言われていますがそれは犬の性格にもよります。
犬が苦手な子供が居るのと同じで、子供が苦手な犬もいます。
子供が赤ちゃんの頃から一緒に飼い慣れさせておくのか、また子供が大きくなりある程度犬のお世話まで出来る程になってから飼うのか、事前に子供と犬の相性を考えてあげる事が大切です。
また、初めて犬を迎え入れるのではなく既に犬を飼っていて2匹目、3匹目を迎え入れるケースの場合は先住犬との相性も大切です。
犬の中では縦社会と言われていて、後から来た犬の事を先住犬は警戒します。
こちらも子供同様、事前に慣れさせておくことが大切です。
◆飼育環境
例えばペット不可能の賃貸は大家さんとの交渉によりますが基本的にペットは飼えません。
もし黙って犬を飼っていて後々バレた場合、強制退去させられる場合もあります。
必ず犬が飼えるのか?事前に調べておきましょう。
また一軒家でも犬が快適に過ごせるスペースはあるのか?屋外で飼育する場合は近所の人の目は大丈夫なのか?
そういったことも考えておくことが大切です。
◆未来を想像する
犬が来た日の事だけでなく、犬が来た後の日々を想像しておきましょう。
犬の平均寿命は大体13年~15年程度であると言われています。
きちんと15年、寄り添ってあげられるのか?お世話が出来るのか?考えましょう。
男性であれば転勤や単身赴任等の可能性があります。
その時はどうするのか。
女性であれば結婚や妊娠など、結婚するパートナーや今後産まれる子供の事も想像しておく事も大切です。
家に迎え入れたその日から犬にとってあなたは人生で最高のパートナーであり、最愛の人となります。
あなたが喜ぶと犬も嬉しく、あなたが悲しむと犬も悲しいのです。
一度迎え入れたのに飼い主の都合で手放してしまうとなると犬はとてもとても傷付き、最愛の人が離れていったというその傷は一生癒える事はありません。
犬を飼う前に必ず今後の犬の人生、そしてあなたの人生どちらもしっかり考えて犬を飼う事を決めなければなりません。
次のページではどれくらいの犬を飼うにはどんな覚悟が必要なのかについて考えてみました。
→犬を飼うということは覚悟が必要?犬を飼う前に考えておきたいこと
愛犬とのいい関係を気付くことが人間にとっても犬にとっても一番大切なことです。
そのために愛犬の正しいしつけを知ることが重要です。