犬を飼うということは覚悟が必要?犬を飼う前に考えておきたいこと
犬を飼う事を考えている方は楽しみやワクワクする気持ちと同時に不安や心配を抱えている方も多くいると思います。
もちろんぬいぐるみではなく命を飼うという事なので不安になってしまうのは当然です。
今回は犬を飼う前に覚悟しておくべき事や考えをご紹介します。
◆犬を飼う前に覚悟しておくこととは?
第一に犬を飼う前に覚悟しておかなければならない事は「自分の時間が無くなってしまう」事です。
犬は喋る事は出来ないし、自分の事も自分で出来ません。
犬のご飯、お散歩、シャンプーなど全ての事をあなたがしてあげなければなりません。
ペットブームで年々犬を連れて行ける施設も増えてはいますが、今の現状ではほとんどの場所がペット同伴はNGである為、お出かけする場所も制限されてしまいます。
犬も一緒に連れていくのであれば連れて行ける施設の確認、預けて出掛けるのであれば預け先の確認もしておく事が大切です。
次に確認しておく事は金銭面の余裕です。
犬を飼うと必ずお金がかかってしまうことは覚悟しておきましょう。
ペット保険もありますが基本的に犬は保険がない為、病気や治療をした際の金額は全負担になってしまいます。
また病気だけでなく、定期的に予防接種や健康診断など犬の健康状態の確認、日々のご飯代やトリミング代など毎月何かとお金がかかってしまうことは覚悟しておきましょう。
◆犬を飼う前に考えておきたいこと
犬を迎え入れる前に今後の人生設計を考えておく事が重要です。
まずどのくらいの大きさの犬を飼うのか、また飼育する環境は整っているのか、先住犬がいる場合や小さなお子さんがいる場合の相性、室内で飼育するのか屋外で飼育するのか、考える事はたくさんあります。
そして重要なのは自身がきちんと最後までお世話をしてあげられるか?がポイントになってきます。
生き物を飼う以上、途中で放棄するのは絶対やめてください。
そうしない為にも犬を迎え入れた後の人生設計を立てておくことが大切です。
かと言ってどうやって人生設計を立てるか難しいと思うので段階別に紹介します。
①まず環境スペースの確認をする
第一に犬を迎え入れる環境が整っているか確認しておきましょう。
そこから、室内で飼えるのであれば室内犬に適した犬種、屋外で飼うのであれば屋外犬に適した犬種を選びましょう。
②家族との相性
自分一人であれば問題ないですが、家族や小さなお子さんがいる場合、そして先住犬、または猫や鳥など迎え入れる動物以外に飼育している動物との相性が重要です。
また女性であれば結婚や妊娠、男性であれば転勤や出張など今後環境は変わってくるのでそこもふまえて考えましょう。
③金銭問題の確認
先程も言った様に犬を飼うという事は必ずしもお金がかかります。
毎月のご飯代やトリミング代の固定費の他に病気の受診料やペットを連れての旅行先の宿泊料など想像よりも少し多く見積もって計算しておきましょう。
④必要な物を揃える
ゲージや移動用バック、ご飯、食事用のお皿やペットシーツなど最初は必要最低限だけ揃える様にしましょう。
初めからあれもこれもと買うと結果使わなかったという事もあるのでまずは必要最低限揃えて迎え入れ、そこから必要な物を買い足していく方が良いでしょう。
⑤準備が整ったら再確認
なぜ、犬を飼いたいのか、今後の人生設計、家族や子供との相性、金銭面的余裕など全て確認した後、念願の愛犬を迎え入れましょう。
犬を飼うということは簡単な事ではありません。
迎え入れたその日からいつか来る最後のお別れの時まで責任を持って育てていかなければなりません。
時には自分の余裕がなくなったり、自分の事は後回し…という事も多くなりますが、愛犬と過ごす癒死の多い毎日はとても素敵なものです。
悪い意味で確認をするのではなく、これからあなた自身、そして愛犬が幸せに暮らすための決意として今一度覚悟してから犬を飼うようにしましょう。
次のページではネットの情報以外の犬に関する知識を得ることができるオススメの本について紹介します。
あと、犬を飼うと決めたなら愛犬との良い関係作りを目指す必要があります。
ポイントは「しつけ」。ただかわいいかわいいだけではよい関係は築けません。