犬を飼うならオスとメスどっち?特徴や性格飼いやすさを知る
犬を飼いたい!
これから犬を飼おうと思っている方は、どの犬種にするかの他にオスを飼うか、メスを飼うか迷っている方も多いでしょう。
今回はオスとメスの特徴や性格、そして飼いやすさについて詳しくご紹介していきますので是非参考まにしてください。
◆オスの犬の特徴
オス犬は基本的にメス犬よりも活発で好奇心が旺盛です。
またオス犬の特徴として縄張り意識が強く、しつけを間違えると噛みグセがついたり凶暴的になったりと大変な事もあります。
オス犬特有のマーキング行為から排出の際は片足をあげるオス犬が多く、室内で飼う際にはトイレトレーニング等も必要になってきます。
約一歳前後から縄張りを主張するので、マーキング行為、性行動、自分が上であるとし上位を示すマウンティング行為を行う事もあります。
しかしオス犬の場合は去勢をすることでマーキングやマウンティングなどの行為が減少できる場合もあります。
オス特有行動が気になるのであれば、去勢手術を行うことも考えたほうが良いでしょう。
大きさは犬種にもよりますが、基本的にメス犬より少し体格が大きい傾向にあります。
自己主張が強いオス犬。
割と性格や行動がはっきりしていて、警戒心が強く、人間への好き嫌いが分かりやすいという特徴があります。
例えば飼い主のあなたには忠実なオス犬も知らない人に対しては敵意を向けたりします。
また病気や寿命に関してはメス犬とはあまり差はなく、平等と言えるでしょう。
しかし人間の男性同様、オス犬は前立腺の病気になりやすく、その多くの原因は癌です。
定期的な健康診断やかかりつけ医を決めておくなど、飼う前に必ず動物病院の確認も重要です。
甘えん坊で飼い主に忠実なオス犬ですが、好奇心がとても旺盛なので犬と思いっきり走ったり、遊び回りたい!など体力に自信がある方にオススメします。
◆メスの犬の特徴
メス犬の性格はオス犬と比べ比較的大人しく、人懐っこい愛らしい性格をしています。
人間で言うとおっとりタイプといったところでしょう。
縄張り意識もオス犬に比べて弱く、穏やかな性格で初めて犬を飼う家庭にはメス犬はとても飼いやすいと言われています。
しかしメス犬は生後4ヶ月頃から発情期が始まり、年に2回ですが、生理もあります。
ですので発情期にはおむつ等を着用させる必要があります。
もしも、今後妊娠を望むのであれば発情期にオス犬との相性を確かめてみましょう。
しかし妊娠を望まないのであれば、必ず避妊手術をしましょう。
避妊手術をする事で今後の病気のリスクを減少させられるとも言われています。
間違ってしまうと命に関わる事なので必ず避妊手術を行うべきでしょう。
また発情期はホルモンバランスの関係でオス犬同様、メス犬もマウンティング行為を行う事もあります。
精神状態も不安定になりやすく、普段おとなしく聞き分けの良い子であっても、噛み付いたり吠えたりと攻撃的になるケースもあります。
ですが年に2回だけなのであまり刺激せず、そっと心が落ち着くまで見守ってあげることが重要なポイントになります。
体格はオス犬よりも少し小さめな傾向があり、病気や寿命も先程言ったように、オス犬とあまり差はありません。
またメス犬のかかりやすい病気は子宮、卵巣、乳腺など人間の女性同様の病気が多く、こちらもオス犬同様にかかりつけ医の確認や健康診断も忘れずに行なって下さい。
メス犬はオス犬に比べて性格が落ち着くのが早く、小さなお子さんがいる家庭にはメス犬の方が飼いやすいと言えるでしょう。
オス犬、メス犬の性格や特徴をご紹介しましたが、どちらを飼うのが正解という事はありません。
それぞれの家庭に合った方を選び、愛犬との素敵な毎日を送って下さい。
きっと、オス犬・メス犬どちらを選んでも楽しい日々を送れるはずです。
そのためには愛犬との良好な関係を築く必要があります。
ただかわいいと甘やかすだけでなく、正しい「しつけ」が必要になります。
→愛犬とのいい関係!新しい犬のしつけのカタチ「イヌバーシティ」をご存知ですか?
次のページでは実際に犬のいる生活をご紹介したいと思います。