犬を飼うということ。犬が与える子供への影響とは
犬を家族として迎え入れる場合気になるのが、子供と犬の関係性。
子供がいる家庭で犬を迎え入れる場合、また犬がいる家庭で赤ちゃんが産まれる場合。
犬が子供に与える影響はにはどんなものがあるのでしょうか?
また子供と犬の共存は良い影響を与えるのでしょうか?
今回はそんな子供と犬の関係についてご紹介します。
◆犬が与える子供への影響
犬が与える子供への影響についてネットで調べるとイギリスのことわざがでてきます。
犬が子供へ与える影響が詩として残されているのです。
「子供が生まれたら犬を飼いなさい。
子供が赤ん坊の時、子供の良き守り手となるでしょう。
子供が幼年期の時、子供の良き遊び相手となるでしょう。
子供が少年期の時、子供の良き理解者となるでしょう。
そして子供が青年になった時、
自らの死をもって子供に命の尊さを教えるでしょう。」
作者は不詳ですが、子供にとって犬はかえがえのない必要な存在と表現している詩でもあります。
この詩のように子供にとって犬を飼うということはとてもいい事が多いのです。
①感受性が豊かに、愛情深くなる
犬は会話をする事が出来ないので犬の行動や表情から
「何がしたいのか」
「何を伝えているのか」
を想像する力が必要になります。
犬と生活を共にする事で、この幼い頃からの経験が将来感受性豊かな人間を育てます。
また会話は出来なくてもいつも寄り添って傍にいてくれる犬に対して犬の感情を読み取ってあげたいと思う気持ちや、理解してあげたいという感情が芽生えます。
それが深い愛情を持った人へ育っていくきっかけになるのです。
②責任感が芽生える
子供は大人がどれほど説明しても生き物を飼う大変さは理解出来ません。
百聞は一見にしかずといいますが実際に飼ってみることで生き物を飼う大変さや命の重さ等を身近に感じる事が出来ます。
自分が遊びたい時でも決まった時間に犬にご飯をあげ、散歩へ行き、時には自分のおやつまで取られてしまう事もあります。
それでも一度家族として迎え入れた犬を邪険に扱う事はできません。
一緒に生活していく中で「自分がやらなければならない」という責任感が生まれてくるのです。
③人間関係が広くなり人付き合いが増える
子供に限らずですが、犬を連れて外へ出歩くと「可愛いね~」といった感じで、犬好きの知らない人からいきなり話しかけられる機会が増えます。
また同じ愛犬家同士で集まるサークルがあったりと犬を通して人間同士の交流が深まります。
沢山の人と出会い、犬をきっかけに人付き合いをして行く事で今後社会で生きていく中での他人とのコミニュケーション能力が高まります。
④健康的になる
犬を飼う事で今まで家遊びが多かった子供も自然と犬を連れて散歩や公園などに出掛けます。
一緒に外へ出掛けることで太陽を浴び、子供の成長に必要なビタミンDを取り入れられる効果があります。
適度に体を動かす事はいいですし、家にこもりがちな子でも大好きな愛犬と一緒であれば外へ遊びにいく機会も増えるでしょう。
⑤犬との別れで命の大切さを学ぶ
犬の寿命は大体13年~15年と言われています。
人間の寿命と比べるとかなり短く悲しい事にあっとゆう間に別れの時が訪れてしまいます。
大切な命を失った悲しい気持ち・経験から、生き物を大切にしようという温かい心が生まれます。
当然、愛犬が居なくなってしまった悲しみは大きく、子供にとってはとてもショックな出来事となります。
しかし必ずいつかはお別れが来てしまうんだという事を飼う前にちゃんと伝えておきましょう。
限られた短い時間の中で精一杯愛情を注ぎ、命の大切さそして尊さを犬から学ぶ事が出来るのです。
犬だけでなく生き物を飼うという事は、いつか必ず別れを経験するということです。
その時の悲しみは大きいですが子供にとって、そして犬にとっても一緒に過ごした日々はかけがえのない思い出となります。
◆犬が子供によりよい影響を与えるために
犬が子供に与える影響についてご紹介しました。
詩にもあるように、犬はとても賢い生き物です。
犬は子供の成長に合わせ一緒に成長してくれます。
幼い頃に犬と共存する事で身近に愛情を注ぐ大切さ、そして命を育てる責任感を感じる事が出来ます。
そして子供にとって一番の良き理解者であり、親友として子供の心に一生残り続けるのです。
そんな子供にとって良い影響を与えてくれる犬との毎日。
それをより良いものにするために必要なのが信頼関係を深めるための良い「しつけ」になります。
→愛犬とのいい関係!新しい犬のしつけのカタチ「イヌバーシティ」をご存知ですか?
次のページでは実際に犬を飼う際にかかってくる避けては通れないお金について考えます。